朝起きて外に出ると、空がアカネ色に染まっている。薄曇りで少し靄(もや)がかかっているためか、空の半分ぐらいが赤くなり低い雲が光っている。大急ぎでデジカメを抱えて広く見渡せる場所に向かった。
ちょうど太陽が昇り始めたところでどんどん明るくなっていく。左下に見えるのは夜の名残の鉄道の操車場の光だ。明るくなってくるとあっという間に朝焼けは消えてしまう。やっと撮れたのはこの程度だが、数分前に見た時はもっときれいだった。
朝焼けは雨、というが本当らしい。天気は西から東に移っていくため、雨雲のさきがけの雲が日の昇る東にかかってきているということだ。夕焼けはその逆。天気予報では、午前中小雨で昼から晴れるそうである。