植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

今年のツルボ(花)

多摩丘陵にある神社の境内。秋祭りに向けて8月下旬に草刈りが行われスッキリしたなと思っていた。その後気が付くとツルボが一斉に花穂を出して秋風に揺れていた。これまで2,3回書いたが、今年は特に見事で広い面積が薄赤紫色の花でいっぱいである。

 

キジカクシ科の球根植物。もう半月近く咲き続けている。気を付けて歩くと都市近郊でも見られる場所が結構ある。しかしサクラなどの木の下で半日陰だし、園芸種の花と違って控えめな色合いなので近くを通らないと咲いていることも分からない。

 

いつも思うのだが、画像にすると印象が違ってしまう。実物はもっと広がりがあり感動的ですらある。頭の中で花の美しい部分が増幅され、バックの建物などが消去されてしまうためかもしれない。