これも民家の生け垣などでよく見かける。花が小さいため存在感が薄いが、近づいてよく見るとなかなか凝った花である。ラッパ型の花は直径1㎝くらい。花弁は5-6裂してフリルが入っている。色も純白ではなく薄っすら赤紫の模様がある。ずっと小型だがツツジの花に似ている。
名前の由来は花の形から。横から見ると「丁の字」型をしている白い花というわけである。日当たりが良いと白い花をどっさり付けるので、英名はジューン・スノー(6月の雪)という。
アカネ科の常緑小低木で樹高はせいぜい1m程度。原産地は東南アジアだが、耐寒性があり日本でも北海道以外では育つ。基本種は緑葉で薄い藤色の花。画像のものは葉の周囲に白い班(ふ)が入っている。