近所の広い空き地。土がむき出しで草ぼうぼう。一部は資材置き場や駐車スペースになっている。どういうわけかミソハギとかミヤコグサなど近場ではここでしか見られない植物が生えている。今盛んに繁茂しているイネ科の雑草も例外ではない。
この植物は遠目にはスズメノカタビラのような姿だが、ずっと大型で草丈は1メートルを超える。長さ30㎝ぐらいの葉は丸まって細く、先端がとがっている。根元から多数の長い花茎が直立し6-7㎝のところに節があって折れ曲がる、穂は20㎝ぐらいで枝はあまり開かずやや垂れる。小穂は1㎝くらいで、画像のようなイネ科の特徴がある。
図鑑等で調べるとイチゴツナギ属に含まれることはまず確実だ。しかしよく似た種類が多く特定できない。イチゴツナギの仲間かオオスズメノカタビラだと思うのだが…。ネットでもこの仲間の同定に悩んでいる記事があった。もう少し観察眼を養ってから再度挑戦しようと思う。