日当たりのよい道端で時々見かける。直径6㎜程と小さいが、薄紅色の可憐な花だ。下に見える赤い球は若い実で、一説ではこれが線香花火の火の玉に見え、花が火の粉が爆(は)ぜるようだ、というのが名前の由来といわれる。
ハゼラン科。熱帯アメリカ(西インド諸島)原産で、観賞用に移入されたものが一部野生化している。草丈は50㎝ぐらい。長い花茎をのばして花を付ける。つぼみから若い実まで紅色のため結構目立つ。
午後3時ごろから2~3時間のみ開花するという面白い性質がある。別名サンジソウ。この画像を撮ったのは午後2時45分ごろで、朝夕と昼休みにはつぼみだけだった。どうして時間が分かるのだろう。天候や気温は関係ないようだが。