東京都町田市薬師池公園の梅林。薄曇りで寒風が吹いている。遠くから見ると花はまだ早いようだ。近くまで歩いてきて甘い香りに気が付いた。数本の黄色いロウバイとともにピンク色の梅の花が見えた。
拡大するとまあ派手だ。径2㎝ほどあり、目立つピンク色の花弁が多数の雄シベの黄色とコントラストをなしている。雄シベの多さはバラ科の花の特徴だ。香りには梅特有の甘酸っぱさとバラのようなフローラルな感じが混じる。
大部分の梅の木はまだで、つぼみが膨らんだ程度だ。ロウバイと梅とのつなぎに早咲きの品種が配置されているのだろう。梅林内を歩き回ると他にも何本かあった。花を探していると寒さを忘れる。梅林はまだ寂しいがもう二月だ。満開の季節はもうすぐである。