植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ローゼルの畑

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快晴の空の下、神奈川県伊勢原市の丹沢の山裾にあたる丘陵地を歩いてきた。フットパス普及のNPOのイベントである。途中ミカン狩りをした。そのミカン園で見たことのない紅い実が売られていた。径1.5㎝ぐらいで、聞くと名前はローゼル。ハイビスカス・ティーにするとのこと。

 

ハーブティーは一度猛烈に青臭いものをご馳走になったことがあって、それ以来敬遠していた。しかし澄んだ紅い色がきれいなハイビスカス・ティーは知っている。ただあの赤い花びらから作るものだと思い込んでいた。

 

ローゼルは同じアオイ科フヨウ属だが別種である。学名(Hibiscus sabdariffa)にハイビスカスが付いているのでウソではない。花はフヨウそっくりで、薄黄色い花びらの中央が暗赤色になっている。この実はガクと総苞(そうほう、複数のガクを包むもの)が肥大して実(種)を包む形になっている。ガクと総苞を食用(酸っぱい味がする)にしたり、煮出してお茶にしたりする。

 

さらに歩いていくとローゼルの畑に出会った。草丈は2mぐらい。熱帯地方原産なので葉はすでに枯れているが、三~五裂したモミジのような形である。茎まで艶のある紅色なのでいかにもエキゾチック(異国風)な感じである。古代エジプトではクレオパトラも食したとか。