植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

フジイバラの実

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富士箱根の高地に多いノイバラである。今は紅い実が秋空に映えている。画像の背景は箱根火山の中央火口丘である駒ヶ岳だ。この日は良く晴れて爽やかで気持ちが良かった。

 

これも日本固有種で、富士、箱根、丹沢に多いフォッサマグナ要素の植物である。なぜか紀伊半島や四国の山岳部にも分布するとのこと。特徴は全体に普通のノイバラのような毛がないことと、葉が小葉7枚か9枚の羽状複葉で表面のツヤが少ないことである。

 

ノイバラより大きな径3㎝の白い花は以前紹介した。見ごたえがあって好きな花だ。山では7-8月頃が花期である。箱根のものは複数の幹が立ち上がって高さ3mぐらいになり、上から蔓が垂れ下がる形になる。幹はイバラにしては太く画像のものは径5㎝ぐらいあった。

 

トゲが多く近づくのが怖いくらいだが、イバラはトゲを使って他の植物に絡みつき上へと伸びていく。また鹿などの食害も防ぐようだ。華麗な花に似合わずしぶとく生きている植物である。