植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ヒメスミレ

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このブログを始めてそろそろ3年。夢中になって植物と接しているうちに、近場の植物の名前は大概分かるようになった。ところがこの花を見つけたのはついさっきで、自宅のすぐ近くである。あまり小さいので見逃していたようだ。

 

花色などから普通のスミレの小型のものかとも思ったが、葉の柄に翼(よく、ヒレのような葉)が無く、葉の形も違う。全体に小ぶりで、花の左右が1㎝ちょっとしかない。普通のスミレは2㎝ぐらいになるので、かなり小さい印象を受ける。

 

道路わきのコンクリートの隙間に生えていた。すぐ横を歩いてもちょっと分からない。接写すると立派なスミレである。漢字では姫菫と書く。姫様は小柄だがなかなか凛々しいお姿である。