このブログを始めてそろそろ3年。夢中になって植物と接しているうちに、近場の植物の名前は大概分かるようになった。ところがこの花を見つけたのはついさっきで、自宅のすぐ近くである。あまり小さいので見逃していたようだ。
花色などから普通のスミレの小型のものかとも思ったが、葉の柄に翼(よく、ヒレのような葉)が無く、葉の形も違う。全体に小ぶりで、花の左右が1㎝ちょっとしかない。普通のスミレは2㎝ぐらいになるので、かなり小さい印象を受ける。
道路わきのコンクリートの隙間に生えていた。すぐ横を歩いてもちょっと分からない。接写すると立派なスミレである。漢字では姫菫と書く。姫様は小柄だがなかなか凛々しいお姿である。