植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

遅いナンテンハギの花

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 この植物の花期は6月から10月とされる。近場では10月初めぐらいに盛りを迎えて、今は3㎝ぐらいの小さな莢の豆に変っている。画像のものは少し山間部に入ったところで見つけたもので、まだ花盛りだ。葉に朝露が下りるような季節なのにちょっと遅い。ここのところの暖かい晴天続きが影響したか。

 マメ科の仲間の中では葉が2小葉の複葉である点が変わっている。青紫に紅色がにじんだような花色を見ていると、瑠璃色の蛍光を発しているようで何とも幻想的な気分になる。