植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

キダチダリア

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 小春日和の青空に映える。画像のものは高さが2階建ての屋根ぐらいなので4-5mはある。最大8-10mまで成長するそうだ。昔初めて見た時、この巨大さと晩秋から初冬にかけて咲くということが信じられなかった。

 派手な花が下向きに咲くが、見上げるとちょうど目が合う感じ。別名皇帝ダリア。王者は上から睥睨(へいげい)するわけだ。丘陵の尾根にある住宅の庭にあったもの。最近は街中でも見かけることも多いが、民家や電線とかぶってしまってこんなにキレイには撮れない。

 冬は枯れてしまう草本でありながらこんなに大きくなれるのは、竹と同じような節があるためだろう。しかし、近年は温暖化のせいか強風や台風などが多く、折れたり傾いたりしたものが見られた。今年は接近した台風がなかったので伸び伸び育ったようだ。