郊外の資材置き場の空き地。この植物がパイプなどの上も構わず一面を覆い、花穂が立ち上がっていた。すさまじい繁殖力だ。他に河川敷などにも多い。
北アメリカ原産の侵入種。ツル性で葉はキュウリに似ており、英名はburr cucumber(トゲのあるキュウリ)。実【画像下】には鋭いトゲがあって刺さり、触れない。見た目通り食べられない。
雌雄異花で、画像は雄花。黄緑色の星形花弁から雄シベがキノコのように突き出している。雌花は柱頭が突き出して先が三つに分かれる。
隣の空き地に赤紫の花が見えた。以前紹介したアレチヌスビトハギで、これもはびこっている。「アレチ(荒地)」つながりで面白いが、どちらも特定外来生物では笑えない。