相模川の河川敷や堤防周辺にはこの木がとても多い。今頃は実の房がたくさんぶら下がっている。川を流されてきたものが根付いたのだろう。しかし頻繁に増水があり他の木が生えないような場所で、大木になっていることは驚異的である。
オニグルミは日本全国に自生する。普通のクルミはヨーロッパ原産であり別種である。緑色の実の中の種(仁)がいわゆるクルミだ。普通のものより殻が分厚くて、非常に硬く壊れにくい。当然中身は小さくなるが味は良いとのこと。
子供の頃、市販のクルミが珍しくていじくり回した。どうしても割れなくて、カナヅチで思い切りたたき、中身ごと粉々にしてしまったことを思い出す。それよりずっと固いって…、どうするんだ。専用のくるみ割り器があるそうである。