里山の畑の土手で白い大きな花穂を付けていた正体不明の木(8月10日付け)。その時はトゲ無しのタラノキとした。その木に実が成った。黒い液果のボール状の集合で、予想は当たっていたようだ。考えてみるとこの場所は定期的に草刈りなどの手入れがされており、無駄な雑木が残っているわけがない。
花穂が何重にも枝分かれして先端が花火のように広がり、径5㎜ぐらいの実が多数付く。近寄ってみると、赤紫が掛かった白い枝のネットワークが未来建築のようで目を奪われる。
先に付く実が少し青光りしているのが美しい。なお、まだ緑のものもあるのに実が少ないのは鳥が好むためだ。