ちょっと見ただけでは咲いていることすらわからない2-3ミリの花。今の時期、路側のちょっとした地面で草むらになっている。葉をもむとキュウリの匂いがするそうだ。
接写すると、薄い青色で中心が黄色い。小さなヘラ型の葉がロゼット状になりそこから長い穂が出るが、長さはせいぜい20-30㎝ぐらい。一つの穂の先に二三輪ずつ花が咲いては枯れていく。
ムラサキ科で、これでもワスレナグサの仲間である。確かに花の形がそっくりだ。以前紹介したホタルカズラは色も形もよく似ているが径1.8㎝ぐらいある大型。他に公園の青い花の絨毯になっているネモフィラも類縁だ。