寒い冬に赤い実をつけた木を見るとちょっと明るい気分になる。その中では大木である。10-20メートルにもなるとのこと。画像は木のテッペンの方だが、実の房が垂れてまさにたわわという感じ。下の方は比較的実が少なく、遠目には意外に目立たない。実を食べて種を運んでくれる鳥に上空から目につけばよいのだろう。
日本を含む東アジアの暖地に分布するモチノキ科。若い枝が紫色っぽくなり、黒鉄(くろがね)のイメージのモチノキというのが名前の由来らしい。
また、「苦労がない」+「金持ち」で縁起が良いということでお屋敷の庭に植えられたりしている。確かに、こんな御利益(ごりやく)があれば最高だ。