シラサギを見た。場所は東京都下、小田急線鶴川(つるかわ)駅近くの鶴見(つるみ)川だ。この辺は市街地で人通りも多いし、川の護岸もコンクリートで固められている。例によって咄嗟のことだったのでひどい画(え)だが、こんな街中で…という驚きを知っていただけたらと思う。
本当は羽を拡げて優雅に飛翔しているところを示したかったが、半端な画しか撮れなかった。生態写真にはプロの技が必要だと思う。
調べるとシラサギには何種類かある。クチバシ全体が黄色いのでダイサギ(大鷺)と思われる。近くにいたずっと小柄でクチバシの黒いものはコサギ(小鷺)だろう。チュウサギ(中鷺)という種類もいるそうだが準絶滅危惧種だ。大中小とは面白い。
+αというのはサギの頭上の青い線である。高速で飛んでいるのでこう写ったが、あれは確かにカワセミだった。他にもカワウは潜って魚を取っているし、カルガモなどカモの仲間も群れていた。鶴川や鶴見川という名称がついたのは、昔から鳥が集まる場所だったためかもしれない。