9月下旬になって、近場でこの花が大量に咲いているのを見かけるようになった。私が子供のころからあるが、その頃より花が大きくなったような気がする。品種改良されたか?
光沢のある葉が地面から直接出ており、その深緑色が白い花の色とよく映える。オレンジ色の雄シベもなかなか良い感じ。この白い花を玉(タマ)に、棒状の葉が束のようになっているので簾(スダレ)に、見立てたのが名前の由来とのこと。そういえば「さては南京玉すだれ」と歌いながら踊る意味不明の演芸があったな…。
花が似ているのでサフランの仲間かと思っていたらヒガンバナ科だった。南米原産だそうで、本家の彼岸花が一緒に咲いていることがあるが直接の関係はない。今後、秋の風物詩のひとつになっていくのかもしれない。