かしの木山の雑木林の一角にあった樹高2,3メートルの低木。レンプクソウ科(?スイカズラ科としているものもある)とのこと。白くて小さい地味な花だ。その代り秋には赤い粒々の食べられる実がなる。
奇妙な名前の由来はいろんな説があるようだが、どれもピンとこない。少なくともカエルが住んでいるわけでも、植物のガマ(蒲)に似ているわけでもないらしい。
接写すると丸っこい花弁に雄シベがアンテナのように伸びており、パラボラのようで意外と未来的だ。さらに丸いつぼみが取り巻いていてこれも宇宙ステーションみたいだ。なんか楽しい。
これからの新緑の季節に白い花は何とも爽やかだ。さらに紅葉も美しいらしいがよく知らない。この木は覚えたから、秋にもう一度見に来よう。