植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

オオタカ

f:id:M_majipan:20190421053633j:plain

 今日、多摩丘陵オオタカ(大鷹)を見た。

 一緒にいた野鳥に詳しい知人から、オオタカが送電線の鉄塔のてっぺんにいると知らされた。見上げて目を凝らしたが、肉眼ではほとんどわからなかった。持っていた小さなデジカメの望遠でかろうじて撮れたのがこの画像である。

 とっさのことだったので酷い画像になってしまったが、東京都内でオオタカが見られたということであえて公開した。

  残念ながら後ろ姿である。他に何枚も撮った写真では、目の周りの黒い模様などが写っているものもあった。少し首を動かす程度だったようだ。その知人は何度も双眼鏡で見ているそうだし、確実にオオタカだと思う。

  何よりも、鉄塔の一番高いところに悠然ととまっている佇まいは、まさに生態系の頂点である猛禽類だ。あんなところに一羽でとまっている鳥は他にいない。野ネズミかキジバトでも狙っているのだろうか。あそこから見えるとするとたいしたものだが。

  何故か鉄塔の根元のあたりにカラスが群れて騒いでいたが、全く眼中にないようだった。格の違いだ。さすがである。

  ふと見上げると、もういなくなっていた。