植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

春のリンドウ

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 昨年、多摩丘陵谷戸(やと)で見つけた春咲きのリンドウについて紹介した。その時は草丈が2センチメートル程と信じられないほど小さく、花色も淡いためコケ(苔)リンドウとしていた。

 ところが今年、かしの木山自然公園(東京都町田市)で同じような花を数か所で見かけた。ネット等で調べてみるとよく似た種類としてハル(春)リンドウとフデ(筆)リンドウがある。花の大きさは前回より大きいかもしれないが、いずれも秋咲きより小型である。

 見分けるのは根元の葉の形とのことだが、まだ伸びきっていない状態のためはっきりしない。根元をほじるようなこともしたくない。また花の形や色、植物体の大きさについても個体変異や生育ステージによって幅があり基準にならない。

 困ったので、正確な名前はペンディングということにしておく。スイマセン。

 

 しかし、ちょっと春霞のかかった青空のような澄んだ色だ。大事にしたいと思う。