植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ナンテンハギの実

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 11月6日付で紹介したウルトラマリン(群青)色の花がその後どうなったかを見に行った。他の草はほとんど枯れていたが、なんと12月なのにこの植物は残っており、花まで咲いていた。画像のように花はかなり実に変わっていた。サヤエンドウみたいで、このまま茶色に変化したものもあった。

 ソラマメ属だそうだが、豆が食べられるという記事はなかった。春先に若葉を山菜として食べる地方があるそうである。

 周辺を見て回ると、結構な数の株があった。周りの草が枯れているので目立つのである。雑木林を透かして地形を見るとどうも人為で整備されたような形跡があった。どなたかが植えたものかもしれない。それなら良いセンスだと思う。