名前は、葉がフキ(蕗)に似ていてツヤがあるので、艶葉蕗(ツヤハブキ)が変化したという説がもっともらしい。フキも同じキク科だが類縁ではないとのこと。
朝晩冷え込むようになって咲きだし、冬も枯れないので、晩秋から冬の庭の彩としていろんなところに植えられている。強烈な黄色も弱い日差しの下ではちょうどよい感じに見える。
寒くても日陰でも育つ丈夫な花である。そのため花言葉は、「困難に傷つけられない」だ。
ここは大きな公園の一角で数多く植えられているのだが、なぜか若い葉を除いて葉は穴だらけ。花びらもヨレていたり少なかったりで、まともなものがない。ネットの画像ではちゃんとしたものがあげられているので、もともとこんな花というわけでもないらしい。
この一年の猛暑や何度も来た台風に痛めつけられたのか、はたまた、害虫や病気か。考えてみれば私も、今年もいろんなことがアリマシタ。(中也調)