植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

ローズマリーの花

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 そろそろ「野の花」が少なくなってきた。しかし近所の住宅街には未だ「街の花」が豊富だ。中でもよく見かけるのがローズマリーである。

 小さな花が多数咲き続ける。それぞれの花は目立たないが、接写すると結構面白い形をしている。薄紫のモノトーンであるが、まるで熱帯の極楽鳥や蝶のように見える。

 うちの狭い庭でも植えたことがある。小さな苗が2、3年で大きくはびこり、手入れに往生したので、結局抜いてしまった。家内も肉料理のハーブに使う気は全くないようだし。

 気候温暖で雨が少ない地中海沿岸が原産地だそうである。そのためかつては関東地方では育ちにくいとされていた記憶がある。今住んでいるところは地中海性気候とはとても思えない。しかし、他の家でオリーブやローリエなどが元気に育っているところを見ると、意外と少雨温暖化してきているのかもしれない。