植物(花)や岩石鉱物など大地に根差した自然のものは何でも好きです。また人為であっても古いものには興味があります。東京都と神奈川県の境界ぐらいの郊外都市に在住。周辺の市街地と多摩丘陵を中心として、近場に残された自然を探検しています。時々丹沢山地、相模川流域、三浦半島などにも足を延ばしています。

2020-06-05から1日間の記事一覧

ムラサキシキブ(花)の香り

近所の谷戸公園。今の時期雑木林はシラカシなどの花のちょっと生臭い香りに包まれている。歩いていると少し変わった香気を感じた。どこかシナモンを思わせるような甘い香りだ。こんな感じの西洋菓子があったような…。探すと灌木の小さな花だった。 拡大する…

テイカカズラの花

以前テイカカズラの幼木について紹介したが、成樹になってこれほど印象が変わる植物も珍しい。初めのころは蔓(つる)から気根を出して木の幹を這い上る。成長とともにへばり付いていた丸っこい葉は幹を離れ、披針型(笹の葉のような形)に姿を変える。目立…

アリジゴクの穴

多摩丘陵の昼なお暗い雑木林の中には、幅2メートルぐらいの舗装されていない道がくねくねと続いていることがある。これは「鎌倉古道」と呼ばれる古い道で、その由緒は鎌倉時代以前まで遡るという。神秘的な雰囲気があり好きである。 かなりの部分が切通しの…