住宅街のマンションの前。玄関のアプローチにシンボルツリーというのだろうかアカシアの木が植えてある。今日見ると周囲に木くずのようなものが散っている。なんだろうと思って見あげると、3~4m上の方に小さな生き物がチョコチョコ動いている。木に開けた穴が見える。キツツキだ!
大きさはスズメくらい。寄っていくと上に逃げるのであまり近づけない。私のデジカメのズームではこの辺が限界だ。しかも逆光。画像の明るさを変えてようやく羽根の模様が見えた。濃い茶色に白いまだらの横スジがあり、図鑑によるとコゲラという種類のようだ。キツツキは今まで何度か見たことがあるが、街中で見たのは初めてだ。調べると、本来は山林に住んでいるが、近年は都市部にも生息域を広げているとのことだ。
盛んに木をつついて穴をあけており、ココココという音が聞こえる。この木はつい先日まで黄色い花が咲いていたが、葉がほとんど付いておらず、もう枯れそうである。弱った木なので穴を開けやすいのかもしれない。