令和になった日は、予報が外れて朝から暖かい晴れになった。GWだしどこかに行こうということで、家内と横浜市の「イングリッシュ・ガーデン」に行ってきた。咲き乱れるバラで有名なところだが、まだ少し早いようで人出も少ない。しかしかえってバラ以外の「舶来」の花々をじっくり堪能できた。いつもは外国原産であっても日本に溶け込んだ「街の花」を取り上げているが、今日は番外編だ。
画像は、ギョリュウバイ[(木扁に聖)柳梅]という1-2mの小低木である。意味ありげな和名がついているが、オーストラリアやニュージーランド原産で、柳も梅も関係ない。ユーカリの仲間である。マオリ語で「マヌカ」。そういえばマヌカ・ハニーなら聞いたことがある。「レッドダマスク」はおそらく品種名だが、こちらの名前の方が似つかわしい響きだ。
木は小さく、花もごく小さい。しかし、接写すると画像のようになって目がチカチカするくらい派出である。「イングリッシュ・ガーデン」は、こんな個性の強い花がぎっしり詰め込まれているが、不思議に調和がとれている「秘密の花園」だ。おすすめである。